利根「提督よ、お主なかなか暇そうじゃの?」 金剛「…………」 二隻目
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104:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2015/11/13(金) 17:09:27.21 ID:sh+rnKJUo
金剛「…………」ジー

利根「! ──ん? どうしたのじゃ金剛?」カリカリ

金剛「腕を伸ばして貰っても良いデスか?」

利根「……むぅ。どうしてじゃ?」カリカリ

金剛「利根も無理をする所はテートクと変わらないデス」

瑞鶴「え?」

利根「……むむぅ」

金剛「ホラ、テートクのインストラクション、デスよ?」ソッ

利根「……仕方が無いのう」スッ

瑞鶴(あ、そっか……身体、痛いんだよね……)

トコトコ──

利根「それにしても……ここの簡易ベッドはやけに柔らかいよの」ギシッ

金剛「きっと、利根の為に用意したのだと思うネ」ナデナデ

利根「ぬ? どうして頭を撫でるのじゃ?」

金剛「なんとなく、デス」ナデナデ

利根「…………」

金剛「…………」ナデナデ

利根(──ああ……そういう事かの? 我輩が少しでも落ち着けるようにと、こうしてくれておるのか……)

金剛「…………」ナデナデ

利根(提督がよく頭を撫でる姿を見ておるから、それに倣って……といった所じゃろう)

利根「ありがたいぞ」ニコ

金剛「いえいえ」ナデナデ

瑞鶴(……私も頑張らなきゃ)カキカキカキ

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