魔女「ふふ。妻の鑑だろう?」
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496: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2016/07/11(月) 19:10:11.42 ID:UgjJ0tqW0



数分が経ち、
執務室のドアが数回叩かれた。


勇者「入れ」

兵士「…失礼します。
   第六師団所属…」

勇者「良い。貴様の顔は覚えている」

兵士「光栄ですね。英雄であるあなたに覚えて頂けているとは」

勇者「用向きだけ手短に話せ」

兵士「ええとですね、ふたつほど報告したい事が御座います。
   一昨日、王都管理局で、魔法使いを数人拘束しました。
   恐らく魔法学院執行部の残党かと思われます。
   妙な事を話されても困るので身柄は第六師団で押さえてありますが」

勇者「そうか。明日連れて来い。
   彼に預ける」

兵士「わかりました。
   次に、時計塔の街を中心に、末端ではありますが第六師団所属の部隊が次々に消息を絶っています。
   2日に1〜2部隊というかなりのスピードで対応が遅れました。
   部隊はみなならず者を雇用しただけの数合わせで被害は無いようなものだったのも原因ではありますが、
   昨日ついに西方の不安定化工作に関わっていた一部隊がやられました」

勇者「…ほう?」

兵士「不自然なほど痕跡を残していません。
   傷は剣によるものと、あとは矢傷です。
   剣は彼らの物を奪って使っているようです。
   我々の事を探っているものと」

勇者「手口が荒いという事は結果を急いているという事だ。
   つまり残された時間をある程度把握していると見ていい。
   調べはどこまで進んでいる?」

兵士「それが、犯人達の潜伏場所は割とすぐ突き止めたのですが、
   今朝方踏み込んだところもぬけの殻でした」

勇者「場所は?」

兵士「時計塔の街の一軒家です」

勇者「……狸爺め。
   討ち漏らしたとは聞いていたが…。
   他には?」





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