234: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/09/19(土) 02:39:20.21 ID:HzNUYnay0
賢者「…………………なにしてんの?」
戦士はしばらく地面に貼り付いてたかと思ったら、
突然飛び起きて、
しこたま打ったのか赤い顔をしながら、
怒りの視線を向けてきた。
戦士「馬鹿野郎!!こっちのセリフだ!!!」
賢者「………」
戦士「……は?」
賢者「いいわ。
どうしてここがわかったの?」
戦士「魔法使いを一人とっ捕まえたんだよ。
隊長はどこだ、ってな」
賢者「…ふぅん」
戦士「なんだ、ここ。
妙な臭いがするな」
賢者「あんたは知らなくていいわ」
あー、
だから知覚魔法に引っかからなかったのか。
こんなに近くにいたんだから。
でも、
20メートルくらいある地下に飛び降りるなんて。
あ、でも私も一度落とした事ある。
あの時はこうやって助かったのね。
賢者「…わざわざ追ってきてくれたの。
どうするの?あんたも逃げられないわよ」
戦士「しらねーよ!
そん時はそん時だ!!さっさと逃げるぞ!!」
585Res/472.43 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20