167: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/09/12(土) 00:57:41.86 ID:woiMU4L00
兵長「ああ、帰ったのか」
戦士「あれ。なんでここに」
兵長「帰省してはいかんか?
…というのは嘘だが、
王都に少し用があってな。
お前が逗留していると聞いた時は驚いたぞ」
戦士「いえ、お会いできて嬉しいです。
お久しぶりです。
………師匠」
兵長「はは、お前が発ってからそれほど日は経っていないがな。
毎日と顔を合わせていたから、
久しく思うのも無理はないが」
戦士「町はどうです?
復興は進んでいますか?」
兵長「ああ、軍からの支援で順調に進んでいるよ。
防壁の修復には時間がかかりそうだが、
その分兵の数も増えたからな。
目処が立ったんで、王都での用を済まそうと、帰ってきたわけだ」
戦士「そうですか。
本当は俺も手伝うべきですが…」
兵長「気にするな。
最近は魔物どももなりを潜めているし、
お前が居なくともなんとかなる」
戦士「申し訳ありません。
兵長の用とはなんです?」
兵長「ああ、いや。
…お前には話しておこうか。
実はここに戻るつもりなんだ」
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