122: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/09/05(土) 01:39:18.06 ID:X+mP6cx90
賢者「で、ホロスコープの事だけど」
戦士「お前本気で俺の事殺す気で来たろ」
賢者「……………」
戦士「なんだ?」
賢者「私に殺されるくらいなら、命がいくつあっても足りないわ。
こんなところで仕事中に出くわしたんだし、
私だってそれなりに仕事しないといけないから。
試したのよ」
戦士「………条件付きで、三回は死んでる」
賢者「生き残ったし、私にも勝ったんだから、いいじゃない」
戦士「炉心はどうするつもりだったんだ?」
賢者「盗めってお仕事だったから、
王国軍に情報を漏らしておいたの。
戦闘になって、他が全滅したら逃げるつもりだった」
戦士「情報漏れはお前だったのか。
そりゃ確かな筋から流すだろうな」
賢者「で、ホロスコープの事だけど」
戦士「学院に居た頃の魔女って」
賢者「あーーーーーーーもううっさい!!!!
早くしないと雷娘に見つかっちゃうでしょうが!!!!」
戦士「あ、はい、ごめん」
賢者「…全く…、あんた勇者相手にした事あんの?
あの女とやり合ってちゃいつ死ぬかわかんないんだから、
できるだけやりたくないの」
戦士「勇者、怖いのか?」
賢者「雷もらったら即死だよ?
やり合いたいと思うヤツがどこにいるわけ?」
戦士「あいつはお前の事怖がってたぞ」
賢者「お互いがお互いを殺す手段を持ってたら、
そういう事になんのよ」
戦士「なるほど」
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