298: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/02/26(金) 14:44:18.47 ID:+LYcw3sno
◇
「――作戦完了!お疲れ様でした!」
新たな神機パーツの性能を試す機会は、すぐにやってきた。
ちょうどあの後に、エリナとの任務が組まれていたからだ。
「お疲れ様……いい調子だったなぁ……」
陽光が、掲げた神機の表面を煌めかせる。
ギルとリッカさんから与えられた、私だけの神機。
先ほど出来上がったばかりだというのが嘘のように、手と身体に馴染んでくれている。
「ほんと、最近は調子いいね!誰のおかげなんだろう?……ねぇ、先輩?」
「うーん……やっぱり、エリナのおかげかな」
事実、エリナの訴えがなけれな、私は再起の入り口にすら辿り着けていなかった。
その事を考えれば、彼女には感謝してもし足りないぐらいだ。
「……本当に、ありがとう」
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