267: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/02/19(金) 03:04:07.80 ID:FLcWsv7Mo
◇
――宣言通り、何事もなく生還した2人と合流したのは、それからしばらくしての事だった。
彼らの姿を認めた私は、緊張の糸が切れたのか、その場にへたり込んでしまった。
そんな私の姿を見かねて、3人が駆け寄ってくる。
「おいおい、大丈夫かよ」
「ごめん、安心したら力抜けちゃって……」
差し出された手を抵抗なく握り、助け起こしてもらう。
「これで隊長も元通り……いや、もっと凄いことになってたんだった!」
ナナが手を叩き、周囲の視線を集める。
「ほんとにすっごかったんだよー、さっきの隊長の"ブラッドアーツ"!」
「神機がこう、ゴォーってなって、ドバーッと」
「……わかったよ、後で本人から聞いておく」
「えぇー!」
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