男「死にたがりな幼馴染の自殺を止められない」 その3-2
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377: ◆SetoseN//M[saga]
2021/04/18(日) 21:44:11.15 ID:hQfvYly/0
男「まぁ、そんな感じかな、ざっくりとだけど」

「つまり、他人に認識されなくなったことで効力を発揮出来なくなった」

「そのルールとやらを直したいと」

男「問題は、僕が他人に認識されなくなった、ということだと思うのだけれど」

ク「私には何も変わりなく見えますけれど」

「問題はそこじゃろう、男がどこか変には見えないのだ」

男「ここに入った時点からその可能性は諦めていたけれど」

男「憑物、みたいなことではなさそうだね」

男「不可思議屋のやつめ、結局あの占いだか予言だかみたいなのが悪さしてるじゃないか」

男「いや悪さするところまでセットでらしいとも言えるけれど」

ク「不可思議屋、とは?」

男「ほら、ここのお守りの出張販売というか、そんな感じのやってる」

男「え、いや、待って」

男「知らないのか?」

「うむ、そんな店は知らんぞ」

男「えーっと、そうだね、何個か質問いいかな」

ク「えぇ、どうぞ」

男「荒神、犬神はクーちゃんと僕の二人だけで?」

ク「治めましたね」

男「同ちゃんは?」

ク「少し前からどこかに行っている、のでしたっけ?」

男「初はわかるけれど、女のことは?」

ク「存じません」

男「つまり、どういうことかな」

男「あー、ちょっと考えさせて」


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