男「死にたがりな幼馴染の自殺を止められない」 その3-2
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346: ◆SetoseN//M[saga ]
2020/03/29(日) 16:33:05.84 ID:DUgmdXs50
そう、今の僕の感情は明日の朝になるまで結果を先延ばしにしたいのだ

それは明らかな逃避であって

それを防ぎたいから、わざわざコンビニで立ち止まっているのだ

現状は僕が認識出来なくなっている、そのせいでルールが破綻していると考えるべきなのだ

おそらくは、女が僕のことを認識出来なくなり、ルールが破綻したのだろう

考えるのもいいが、行動も同時に行うべきだろう

とりあえず不可思議屋に話を聞きに行こうか

見えなくとも、認識出来なくとも

僕と何だかんだ意思疎通は出来るだろう

その方法を考えながら向かえばいいさ

そう思い移動している間にメッセージが来た

残念ながら、女からではなかったのだが

クーちゃんからで「神様が暇だったら来て下さいと仰ってます」という内容だった

まぁ、実際には神様が暇なら早く来いって言えとクーちゃんに言っているのだろう

直接連絡してこないあたり、賢いところがある、流石は神様だなと

めちゃくちゃに神様を下に見たりなどしている瞬間に気付いた

なんでクーちゃんからメッセージが来たのだろう

いや、何となく察しは付いた

今の僕は人間から認識されないのだ

つまり、人間以外からは認識されるのだ

それは自動ドアしかり、ケータイしかり、不可思議しかり

ということは、不可思議屋は僕のことが見えるだろう

とりあえず不可思議屋に行こう、そこまでは正解のはずだ


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