男「死にたがりな幼馴染の自殺を止められない」 その3-2
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◆SetoseN//M
[saga ]
2020/03/29(日) 16:33:05.84 ID:DUgmdXs50
そう、今の僕の感情は明日の朝になるまで結果を先延ばしにしたいのだ
それは明らかな逃避であって
それを防ぎたいから、わざわざコンビニで立ち止まっているのだ
現状は僕が認識出来なくなっている、そのせいでルールが破綻していると考えるべきなのだ
おそらくは、女が僕のことを認識出来なくなり、ルールが破綻したのだろう
考えるのもいいが、行動も同時に行うべきだろう
とりあえず不可思議屋に話を聞きに行こうか
見えなくとも、認識出来なくとも
僕と何だかんだ意思疎通は出来るだろう
その方法を考えながら向かえばいいさ
そう思い移動している間にメッセージが来た
残念ながら、女からではなかったのだが
クーちゃんからで「神様が暇だったら来て下さいと仰ってます」という内容だった
まぁ、実際には神様が暇なら早く来いって言えとクーちゃんに言っているのだろう
直接連絡してこないあたり、賢いところがある、流石は神様だなと
めちゃくちゃに神様を下に見たりなどしている瞬間に気付いた
なんでクーちゃんからメッセージが来たのだろう
いや、何となく察しは付いた
今の僕は人間から認識されないのだ
つまり、人間以外からは認識されるのだ
それは自動ドアしかり、ケータイしかり、不可思議しかり
ということは、不可思議屋は僕のことが見えるだろう
とりあえず不可思議屋に行こう、そこまでは正解のはずだ
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