男「死にたがりな幼馴染の自殺を止められない」 その3-2
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◆SetoseN//M
[saga sage]
2019/07/25(木) 20:09:12.86 ID:gXSwRJUVO
男「それはまた哲学的な問だね」
男「生物は遺伝子の乗り物であるという考え方から言っても」
男「ここまで個体数の多く社会の発達した現代において人間一人の生きる意味というのは」
男「考えて答えが出るものとは思えないね」
男「故に考えないのが正解な気がするけれど」
店主「不可思議にとっても同じようなものなのだよ」
店主「自身の存在理由とは外側からは理屈で、理論で説明されるのかもしれないが」
店主「こと内側も、内面も考慮する場合、答えは出ない」
店主「ここにいる、だから存在するのさ」
男「ふむ、なるほど」
男「確かに、僕は不可思議をルールありきに考えすぎていたのかもしれないね」
男「不可思議がいるからルールが存在する」
男「それは間違いないけれど、ルールから考えても不可思議は見えてこない」
男「つまりだ、正体不明な純粋階段の怪は」
男「実際に観測をして考えないといけないのだろうね」
店主「回避できるのならわざわざ関わる必要もないのだよ?」
男「それもそうなのだけれども」
男「放置した結果、不運にも女が被害に遭ってしまう」
男「という可能性がある以上、どうかしたいよね」
男「何より、あんな風に出てこられたら初と会いにくいじゃないか」
店主「君って相変わらず自分に関心がないというか、なんというか」
店主「大人しくしているってことができないタイプだよね、意外と」
男「そうかなぁ、あまり活発な自覚はないのだけれど」
男「まぁ、どちらにせよ、どうするのか、どうもしないのかを含めて」
男「対応を考えないといけないね」
男「もう日も暮れるし、今日はこの辺にしておくよ」
店主「あぁ、そうだね」
男「それじゃ、また」
店主「またのご来店、お待ちしております」
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