男「死にたがりな幼馴染の自殺を止められない」 その3-2
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◆SetoseN//M
[saga sage]
2019/07/25(木) 20:01:43.54 ID:gXSwRJUVO
男「さて、それでもう少し話が聞きたいと思ってさ」
店主「ふむ、毎日でも来いとは言ったが同じ日に何回も来るとはね」
男「来れる時に多めに来ておこうと思ってさ」
店主「おやおや、それは女ちゃんを連れてないからかい?」
店主「それとも吸血鬼がいないからかい?」
男「んー、どちらかと言えば前者にあたるのかもしれないけれど」
男「まぁあれだよ、君に会いに来たわけなんだよ」
店主「おやおや、嬉しいねぇ」
男「まず確認したいのだけれど、君の件の力って発揮されないんだよね?」
店主「それは、予言の力ということかい?」
店主「ということは逢ったんだね、純粋階段に」
男「そういうことになるのだろうね」
店主「しかし、件と天の邪鬼の能力は知っての通り自分の能力で自分自身を消してしまったからね」
店主「俺が占ったから現実になった、ということはありえないと思うけれどね」
店主「少なくとも占った時点で、君に伝えても伝えなくてもそれは現実のものとなる事柄だっただろうし」
店主「俺はそれを君に伝えるしかなかったのだろうさ」
店主「おそらく、そういうものだ」
店主「これが件の能力だとするならば、天の邪鬼の能力も機能してなければおかしいだろうし」
店主「それならそもそも君を招き入れないだろうさ」
男「まぁ、そんなところか」
男「いや、とりあえず確認程度のつもりだったからいいのだけれど」
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