男「死にたがりな幼馴染の自殺を止められない」 その3-2
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288: ◆SetoseN//M[saga ]
2019/02/11(月) 23:39:00.19 ID:wFvRnwZWO
さて、どうしたものだろうか

非常階段はどうやら建物から切り離されていて

物理的強度の心配よりも、乗った瞬間に純粋階段に上ったと見なされ

僕が消えてしまう、或いはどこかに飛ばされてしまう

ということになる方が危惧される

消滅というのは経験がないが、おそらく女との入れ替わりが適用されて帰宅には成功するだろう

問題はどこかに飛ばされてしまった場合だが、まぁどちらにせよ最悪ルールに頼って帰ってくることは出来るだろう

どちらにせよ、最悪の場合であることには他ならないが

しかし、不可思議屋の助言がなければ気付かずに間違いなく踏み出していただろう

そして、死んだ理由或いはワープした理由がわからず悪戦苦闘しただろう

複数回純粋階段を踏まない限り、自力ではまず気付かないはずだ

だから、日が傾いてきている時間に出てくるのかもしれないな

流石に、明るい時間帯はかなりの確率で気付かれてしまうだろう

とは言え真っ暗ではそもそも目撃者が純粋階段になっていることに気付かないだろう

逢魔が時とはよく言ったものだ

その視界の不安定さ、不明瞭さを不可思議は本能的に好むのだろう

さて、冷静にならずに逃げるように考えるのであれば屋上の鍵を開け、校舎内から帰るべきだろう

こちら側からは開けれないし、僕の力でドアを破るというのもあまり現実的でない

故に誰かに来てもらうというのが現実的な案だろう


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