男「死にたがりな幼馴染の自殺を止められない」 その3-2
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262: ◆SetoseN//M[saga]
2018/07/08(日) 20:07:43.72 ID:xD1Skesi0
初「あれ、今日はそこから来るんだ」

男「ま、たまには靴のまま屋上に行くのもいいんじゃないかなって思ってさ」

初「で、入ってこないの?」

男「いや、鍵がかかっているからさ、そっち側から開けて欲しくてね」

初「あぁ、そういえば飛べないんだもんね」

男「そういえばもないと思うけれど」

初「あー、そういえば今日はワックスしてたもんね」

初「だからそっから来たんだね」

男「普段からここから来るのも楽でいいかもしれないけれど」

男「どうしても中から来るより目立っちゃうからね」

男「屋上に行く姿は出来る限り見られないようにしたほうがいいと思うからさ」

初「また噂が変わっちゃうと面倒になるもんね」

男「そういうことだね」

初「そういえば、私って生きてる私と記憶は共有してないじゃない?」

男「うん」

初「でも、この前途中まで共有したじゃない?」

男「あぁ、あれそういうことになるよね、一つになってたから」

男「それで?」

初「男くんって新しく現れた私に対する記憶がないけど、最近はひと目でわかるよねって」


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