男「死にたがりな幼馴染の自殺を止められない」 その3-2
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234: ◆SetoseN//M[saga ]
2017/09/26(火) 15:09:13.69 ID:MVYRDCrKo
店主「それならNOの可能性が高い、程度かな」

男「だよねぇ」

男「特定の場所を指すならば場所の名前も含まれているべきだから、それが無いということは広い意味で捉えていいという可能性が高い」

男「ただし、非常に狭い場所、例えば学校、町レベルの都市伝説だとすると、対象となる純粋階段が1つしかない、と言ったことが考えられる」

男「それだと、特定の場所に別の空間への入り口等が生成されてて、不可逆的な物の移動しか出来ないみたいなことが想定できる」

男「広い意味だとすると、言うならば純粋階段の怪みたいな妖怪みたいになっているとか」

店主「ある純粋階段自体が、この店のように移動するとか」

男「うん、その可能性が高そうなのかな、話を聞く限り」

男「つまり、特定の場所にある純粋階段や、どこでもいいけれど純粋階段に行くことが問題なのではなく、こういう話になる」

男「昨日まで、いや、今朝通った時まではなかったはずの純粋階段が何故かある」

男「意味もなく建物の外側に階段だけが付いている」

男「それはどうやっても気になるだろう、その中には意味はないけれど登ってみようと思う人間が現れる、或いは登ってしまう引き込まれるような魅力が、魔力があるのかも知れないけれど」

男「そうして登った人間がいなくなる」

男「そして産まれた純粋階段の噂」

店主「悪くないんじゃないかな、おおよそそんなところだろう」

店主「問題があるとすれば」

男「この噂話は想像だから、回避方法或いは解決方法のヒントが含まれていない」

店主「そんなとこだね、ま、精々気をつけることだ」

男「言われなくても気をつけているつもりなんだけれど」

男「それじゃ、また」

店主「またのご来店、お待ちしています」



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