男「死にたがりな幼馴染の自殺を止められない」 その3-2
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◆SetoseN//M
[saga ]
2017/05/16(火) 16:15:45.08 ID:YDkHVFDMo
神社を出て、不可思議屋に僕は向かっていた
理由は先程と同じく呼ばれていたからなのだが、こちらの用事は僕の方に非がある
さっきの用事は別にどちらかに非があった訳ではないのだが
不可思議屋の用事とは、人払いの置物が壊れたから代わりに何か用意でもすると言っていたということで
ってあれを使ったのは当然僕なのだけれども、壊したのは僕じゃないし非が僕にあるのかと言われたら微妙なんじゃないかなぁ
でもどちらにせよ、後ろめたい方を後回しにするのは僕らしいというか何というか
そして、後回しにしたのが悪かったのだろう
不可思議屋が存在しない
存在しないというよりは、不在とか留守とかそういうべきなのだろうけれど、いつも不可思議屋が存在するスペースが空き地になっている
何というか、占い師のあれを思い出す光景だ
あれは特殊な能力で移動してきた訳ではなく、勝手に空き地に滞在していたのだろうけれど、警察のお世話になっていないしあれは件の能力だったのかな
天邪鬼かつ件なのだから、違法なことをしていても一言で合法になることは想像に難くない
で、不可思議屋は移動式のログハウスなのだから、そりゃいないことはあるだろうけれど、呼ばれたにも関わらず不在だったことは始めてだ
ここは僕が普段通る道でも無いせいで、不可思議屋がいない状態を目の当たりにするのは初めてだったりする
どっかに行っているのは明確だが、どこに行ったかは分かる訳もなく
しばらく眺めていたが、戻ってくる気配もないので、出直そうと思った時に、後ろから声をかけられた
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