男「死にたがりな幼馴染の自殺を止められない」 その3-2
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12: ◆SetoseN//M[saga]
2015/05/17(日) 17:05:47.03 ID:iieHGl5bo
男「外を歩けるのは元人間だからってとこかねぇ、昔からいる神だろうし人と神の境目が薄かった時代の名残かも知れないけれど」

同「まぁ、あそこの神様が消えちゃったりしないならいいけどさ」

男「へぇ、君でも神様とかは心配するんだ」

同「ボクはそこまでマッドじゃないよ?」

男「退魔の剣なんて君からしたら嫌かと思うけど」

同「あれはねぇ、斬られたら泣きそうだよねぇ」

男「不可思議屋が死ぬかと思ったとか言ってたなぁ」

同「件と天邪鬼から特殊能力奪って身体を人間にしたら霊能力者程度でしょ?」

同「それであの剣触ったら泣くよね」

男「泣くで済むんだ」

同「逆にベースが人間じゃなかったら即死かもね」

同「そういう意味ではボクも即死はしないだろうけど、身体の半分消えたら結局死ぬからダメだよねぇ」

同「剣って形なのはそういうとこでもわかりやすく強いよね」

男「他の聖なる何かより?」

同「そうそう、魔除けとかも痛いけどさ、刺さらないし?」

男「君もそうだけれど、日本的じゃないよね、武力で解決というあたり」

同「そうなの? 平和ボケしたお国柄だとは思うけどさぁ」

男「それは君が荒んでいるだけだとは思うけどね」

男「上手く付き合っていくとか知恵やら悪知恵やらでどうにかしちゃうとか」

男「何でなんだろうね、平和なお国柄なのか」

男「単に多神教の国だからか」

男「現代の信仰の在り方はもっと変わってきているけれど」

男「複数の意味で世界が狭くなったというのもあるし、科学信仰の時代だからね」

同「科学信仰?」


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