男「死にたがりな幼馴染の自殺を止められない」 その3-2
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100: ◆SetoseN//M[saga]
2016/03/14(月) 16:35:36.94 ID:6VveQ9Lko
男「さて、問題になってるのは女がどこに捕まっているか、ということなのだけれど」

同「一人はこの写真、あと二人だよね」

男「座敷牢の魔女が実在していたとしても、まず女と接点はないだろう」

男「女はそこまで遠出はしていないのだから」

初「そうだね、精々この街の中くらいなものだよ」

男「と、なるとうっかり捕えられた他の場合を考えるべきなのかもしれないな」

店主「ん? その話はもう解決しただろう」

男「いや、あと二人足りないんじゃ」

男「あぁそうか、心当たりが無いのは初だけで、お前にはあるんだな?」

店主「クスクスクス、そういうことだ、それに心当たりではなく情報だ、精度が違う」

店主「実際足りない三人の内、二人は見つかっていたんだ、残り一人が本当に行方不明だから問題だったわけで」

店主「それをこのパトロールが持ってきてくれたわけだ」

同「誰がパトロールだ」

店主「結界に触れて隔離される可能性があると言ったろう?」

店主「あとの二人のうち、片方はこの店に、片方はあの神社にいるのさ」

男「君がイタズラ好きな天邪鬼だということを忘れていたよ」

男「嘘は言ってないけど、情報を全部出してるわけではなかったか」

男「そしてそうか、女が一人君の店に取り残されたのを見て女を分離出来るという着想を得たのか」

店主「流石にいきなり思い付くような内容じゃあないからねぇ」

店主「んじゃ、ちょっと神社にいる女ちゃん持ってきてよ」

店主「そしたら、はじめようか」

男「やれやれ、ずっとそっちのペースじゃないか」

店主「意趣返しという奴だ、さっさと行ってきたまえ」

男「わかったよ」


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