カレン「アヤヤはガチデース!」 綾「わ、私、一般人だから!」
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42: ◆jOsNS7W.Ovhu[saga]
2015/06/12(金) 00:43:02.76 ID:byCYSRS50
どうして綾が「染まった」のかの話と、その後の出来事になります。
主人公の綾が、どうなったかの過程は必要だと思ったので……
色々とモノローグが多く、読みづらいかもしれませんがご容赦を。




――綾の部屋



綾「……ふぅ」

綾「とりあえず、新刊はゲットしたわね」

綾「1、2、3……うん。何とか、今月分のお小遣いの範囲内だわ」

綾「……」


綾(――袋の中に入っているラノベやマンガを見てから)

綾(ほんの数ヶ月前までは空っぽに近かった本棚を見て、ふと思う)

綾(……どうして)

綾「私は、こうなったのかしら……」



綾(といっても、きっかけはわかりやすい。よくあることなのかもしれない)

綾(……ちょっと前の春休みに、私はニコ○コ動画の一般会員になった)

綾(会員手続きに時間がかかって……アカウントが承認されたのは、私が申し込んでから大体、ひと月後辺りだったと思う)

綾(私は手当たり次第、色々な言葉を打ち込んだ。慣れないキーボードをタイプして)

綾(「初○ミク」「ひ○らし」「ご○うさ」……ちょっと昔から、まさに今はやっているものまで、様々な言葉を)

綾(……気がつけば)


綾「……あら? どうして、こんなに暗くなってるのかしら?」

綾(朝から夜になるまで、パソコンに向かっている始末だった)

綾(こういった言葉を片っ端から検索して、その作品のMADとか総集編とかを見てるうちに……あっという間だった)

綾(「ああ^〜心が……」なんてフレーズが心に残って……いつの間にやら)


綾(私は、「そっち側」に足を踏み入れていることに気づいてしまった」



綾(そもそも……どうして、ニコ○コ動画に登録しようとしたのかといえば)

綾(BO○K OFFで、『涼宮ハ○ヒ』シリーズに出会ってしまったからだと思う)

綾(当時、私は文学作品とか一般文芸みたいな本しか読んだことがなかった)

綾(ライトノベルというジャンルがあることすら知らなかった)


綾(ただ――こうして、読書を趣味にしていると、色々な話が聞こえてきた)

綾(最近の流行りは何か? とか。それこそ、最近はラノベが盛んだ、とか……)

綾(――気づけば格安ということも相まって、私はその『憂鬱』1冊をレジに持って行っていた)

綾(……読み終わった翌日、私はそれまでの既刊の全部を揃えていた)

綾(そして、文字通り貪るように全部読んだ。大体、3日くらいだったと思う)


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