提督「劇をしたい」龍驤「あのさぁ、さっきからなんなの」
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55: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/05/31(日) 18:32:49.44 ID:x4E4doG/0
電「ところで、司令官さん。多分その日はおめでたい日になるので、前祝いに飲みませんか」

提督「そうだといいがな。鳳翔のところに行くか?」

電「今日は行っちゃ駄目なのです! 代わりにここでやりましょう」

提督「そうか、ならどれがいいかな?」

日本酒とウヰスキーの棚へ足を運ぶ。

電「いえ、司令官さん。今日はこれがいいのです」

隠し持っていた瓶を取り出す。

「ほう、メチルアルコールか」

電「はい、艦娘といえばこれなのです!」

提督「……この鎮守府を訪問してくれる人間に、まさかこれを出したりしてないだろうな?」

電「当然なのです。電たちは皇国の守護者なのです、なぜ護るべき対象に危害を加えるのですか」

提督「そうか、ならいいんだ」

電「けど、龍驤さんには内緒にして欲しいのです。電は危険物取扱者の資格を持っていないので、メタノールの取り扱いで余計な心配をかけたくないのです」

提督「ふふっ、そうだな。って俺も持ってねぇよ」

電「では1本どうぞ」

2本持っていた瓶の片方を渡す。

提督「ありがとう」

電「何か乾杯の音頭をおねがいします」

提督「そうだな、では……」



『この海の平和に』



瓶を打ち鳴らし、一気に飲み干した。




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