提督「劇をしたい」龍驤「あのさぁ、さっきからなんなの」
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324: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2016/11/11(金) 11:28:56.52 ID:il2bUEwd0

レ級「キャハハハ、それって艦娘の限界を超えているから。ちょっと姉姫様、もう劇は中止にするわよ。……姉姫様?」

港湾棲姫「……」

いつのまにか港湾棲姫は北方棲姫とは別の方角を睨み付けていた。

その先では3盃の空母がこちらを睨み付けている。

レ級が気が付くより先に港湾棲姫は戦闘を仕掛けようとしていたが、それは3盃の空母により妨げられていた。

提督「見事としか言えないな。俺の自慢の空母を3人同時に相手どるとは」

レ級「それはこちらの台詞よ。わずか3人だけで拮抗できるなんて」

飛行機を操る者同士の激しい攻防。

後の先では遅すぎる、先の先ですらまだ遅い。

彼女達は互いの一挙手一投足から情報を読み合っている。

制空権の奪い合うための対空値計算を何度も何度も繰り返していた。

戦闘機を単純に増やせば爆装および雷装を減らさざるを得ない。

攻撃手段の減少は第2次、第3次攻撃を許すことになる。

さらに減らし過ぎれば、爆撃機と攻撃機が全滅させられることもあり得る。

この睨み合いの間に、発進準備完了と中止そして再演算が幾度となく繰り返されていた。

レ級「あなたの空母もほどほどにしておきなさいね。姉姫様を相手にして過負荷で廃棄処分なんて嬉しくもなんともないでしょう」

提督「どこへ行く?」




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