提督「劇をしたい」龍驤「あのさぁ、さっきからなんなの」
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225: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2016/03/21(月) 23:17:17.18 ID:pWRMy71s0

日向「追いかけっこは満足できたか? この後出撃が控えているから、終わってもいいか?」

龍驤「待ってぇ! ウチひとりやとあの数はさばけんのや!」

日向「なら先に緒戦の場面をやろう。私の艦載機に式付を貼り付けてくれ」

龍驤「うん、仮想ニ級elite符、ホ級eliteにおまけでリ級eliteも付けたで」

瑞鶴「ねぇ、龍驤」

龍驤「なんや」

瑞鶴「蟻なのになんで深海悽艦なの?」

龍驤「劇やからな。なんでもかんでもそのまま適用できるわけやないで。ほら、どこやったかの鎮守府の出し物で駆逐艦の娘らが惑星を模した戦士を上演しとったやろ?」

瑞鶴「やってたね、星の守護を受けた戦士? 睦月型の娘達が演じたんだっけ?」

龍驤「そうや、ビデオ見てどうやった? 魔法みたいなんはなしで砲雷撃で置き換えてたし、敵役も深海悽艦を模したものや」

瑞鶴「あれってなんでなんだろうね」

日向「皇国海軍の広報活動の一環だからだな。強大な敵、恐ろしい敵に立ち向かう姿を民間に伝える必要があるわけだ」

瑞鶴「なるほど」

龍驤「後は古典やからな、時代に合わせて表現を変えることもあるで」

瑞鶴「『睦月に代わって、お仕置きだよ!』 うん、確かに上手だったし面白かったね」

龍驤「やろ? それじゃ、敵に囲まれた所をやるで。キミらは見学しとってな」

第六駆逐隊は肩で息をして、震えながら頷く。

瑞鶴からは余裕で逃げ切っていた。

龍驤が瑞鶴を囚えた瞬間、第六駆逐隊は全員が最大戦速に切り替えてすぐさま龍驤の元へ戻った。

現在、瑞鶴が余裕な顔をしているのはその時の記憶が飛んでしまっているからか。

龍驤「じゃあ、よろしく頼むで」

日向「心得た」

都合47機の水上爆撃機が深海悽艦を演じる。

誰もが知っている、高性能な多用途機であり、この鎮守府では日向のみが取り扱うことができる。

それらは深海悽艦(仮)となり、連合艦隊を組み、さらに支援まで出していた。



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