提督「劇をしたい」龍驤「あのさぁ、さっきからなんなの」
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214: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2016/02/27(土) 23:18:08.80 ID:JciRooOY0

湯船の方から怒気が発せられた。

あまりに想定外の状況に瑞鶴は身を縮める。

隼鷹「なんだよ、龍驤? あたしそれ聞いてないんだけど」

龍驤「言うとらんからな。言うたらキミら怒るやろ」

加賀「当然です。まさか、その様な暴挙を許した訳ではないでしょうね」

龍驤「許したで」

隼鷹「まさかお前が横にいてその体たらくなんて。何やってんだよ、秘書艦様」

龍驤「あのさぁ、逆に聞くけど、この鎮守府で誰が提督を止められるんや」

隼鷹「そりゃ龍驤だけだろ」

加賀「その通りです」

龍驤「買いかぶり過ぎや。キミらの期待に応えられやんでごめんやけど、2人で謝ったわけや」

瑞鶴「ふぅん」

龍驤「あんまがっかりせんといてぇ。さすがにその後に起きかけた惨劇は未然に防いだで?」

加賀「それは何ですか?」

龍驤「海運の取締役が割腹しかけたのを止めた」

瑞鶴「え? カップクって何よ?」

加賀「切腹、腹切りです」

瑞鶴「ちょっと龍驤! なんでそんなに血生臭いことになるよの」

龍驤「なってない、なってない。ちゃーんと止めたで?」

瑞鶴「意味がわかんないんだけど。ねぇ、加賀。なんでこうなるの?」

加賀「恐喝、侮辱、公務執行妨害。ぱっと思いつく当たりでこれが該当するのかしら?」

瑞鶴「え?」

隼鷹「やっちまった内容を近辺の住人に知られたら、生きていけなくなるだろうしねぇ。当然、海運も解体せざる得ないだろうね。自分とこの人間がそんなことやったら、それくらいは頭をよぎんるんじゃない?」

瑞鶴「え? え?」



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