提督「劇をしたい」龍驤「あのさぁ、さっきからなんなの」
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◆zqJl2dhSHw
[sage saga]
2016/01/10(日) 22:49:17.97 ID:Vl0atwsQ0
――半時間後――
加賀「そういうことよ。あなたは素晴らしい後輩です」
瑞鶴「……」
加賀「話を聞いていたのかしら?」
瑞鶴「次もちゃんと稽古つけてくれる?」
加賀「当然です。まだまだ練度を上げて貰います」
瑞鶴「また褒めてくれる?」
加賀「今以上を私に見せなさい。あなたならできます」
瑞鶴「……うん」
こんなにも簡単なことだった。もっと早くにするべきだった。
加賀はまだ理解できていなかったが、とうとう教え導く段階へと達したのだ。
今まではその領域に達していなかったからできていなかった。
教えるということはまさに教わるということだ。
ひとまず加賀は午前の稽古を締めくくる。
加賀『やりました」
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