提督「劇をしたい」龍驤「あのさぁ、さっきからなんなの」
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150: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2015/10/25(日) 17:44:46.44 ID:OgAyCE7K0
――第六駆逐隊――

暁「……」

真っ暗闇のなか思案する。

長門の砲撃を受けたため、全く身動きが取れなかった。

旗艦の責務を果たさないまま、妹達に負担をかけている。

このまま演習が終わるとして、どうなるだろうか。

皆で頑張ったと讃え合えるだろうか。

長門はおそらく暁達を褒めるだろう。

初陣をよくよく頑張った、と。

北上は労うだろう。

まぁ、駆逐艦だしね。とりあえずおつかれさん、と。

第六駆逐隊はどうだろうか。

響と電が昼戦を耐えぬいてくれた。

中破して震えていた雷はその勇姿を見て缶を温めなおしてくれた。

なんと誇らしい妹達か。

暁自身はどうか。

何もできなかった自分自身を許せるだろうか。

否! 断じて否!

暁「……許さない。絶対許さないんだから!」

昼戦中、ずっと見るているだけだった。

当然、長門の位置は覚えてる。

暗闇になろうともはっきりと捉えている。

暁は長門に向けて探照灯を照射した。




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