806: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2017/02/13(月) 00:23:14.97 ID:/dRSXglt0
今回の事件の顛末を一言で表すならば、『最悪の事態にはならなかった』と表現できるだろう。
異端者として故郷を追われ、異国の地に隠れ潜んでいた二人の少女は、
一人の少年とその仲間達の手によって破滅の危機から救い出された。
最上の理想である『誰も傷付くことなく』とまでは流石にいかなかったが、
『絶望の結末(バッドエンド)』を回避できたことは素直に喜ぶべきことだ。
――――戦いを終えた彼等の行動を纏めてみよう。
先ず始めに一行は、気絶したレミリアを担いで用意した車に乗り込み、策を実行するに相応しい場所へと移動した。
去り際に徹底的に破壊された公園の惨状について、今後どうなるのかと当麻は心配したが、
土御門が言うには学園都市が『大規模なガス爆発事故』、もしくは『極秘実験における影響』として徹底的に隠蔽するらしい。
今回の件はイギリス清教と学園都市双方共に、『絶対に表沙汰にするべきではない』という点で意見が一致していた。
吸血鬼の刻印の情報が漏れでもしたら、世界をひっくり返したような大騒ぎになることは眼に見えている。
現在の不安定な情勢の中で騒ぎが起きるのは、魔術側にとっても科学側にとっても好ましくない。
従って学園都市が手を抜いた隠蔽工作をするということはあり得ず、心配はいらないだろうということだった。
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