とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)4
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794: ◆A0cfz0tVgA[saga]
2017/01/16(月) 00:32:25.64 ID:B0pI08Tp0

姫神「はぁっ、ふっ、……上条君。」

上条「……姫神」



呼吸を落ち着けつつこちらに向けてくる彼女の瞳には、一言では言い表せない感情が込められているように思われた。
結局、彼女に相談することなくここまで来てしまった当麻への非難か。
それとも、彼女を危険晒したくない当麻の考えを蔑ろにしてしまった事への負い目か。
いずれかなのかはわからないが、二人は幾許かの間気まずい視線を交わすこととなった。


そんな二人を余所に、姫神秋沙のことを知らないパチュリーは彼女のことを土御門に尋ねる。


パチュリー「土御門、彼女が事態収拾のための鍵なのかしら?」

土御門「そうだにゃー。 カミやんが用意した現状打開のための必殺の手札ですたい」

パチュリー「必殺の手札、ねぇ……何処にでも居そうな日本の女子高校生といった感じだけど」

土御門「外見はそうでも、中身は結構複雑な事情を抱えてるんだけどにゃー……『吸血殺し』と言えば判るか?」

パチュリー「! まさか、それって……」

土御門「そのまさか、だにゃー」




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