とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)4
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688: ◆A0cfz0tVgA[saga]
2016/07/25(月) 00:09:52.36 ID:5IR1oQeN0

その速さ足るや、10mは離れていた二者の距離を言葉通り『一瞬で』詰めるほど。
一連の流れを見た者がいるならば、その者は『瞬きする間に移動していた』と評価するかもしれない。
それは正しく弾丸。そんな速さで向かってきた存在に対し、直ぐに反応できる者などいるはずもない。
できるとするならば、それは弾丸となった本人だけだろう



ブォンッ!



人間砲弾となったレミリアは眼前の少年に対し、その腕を振り上げる。


少女に相応しい、すらりとした華奢な右腕。
戦う手段としてはあまりにも頼りなさ過ぎるように見えるそれは、
その身に刻まれた刻印の恩恵により、人の頭蓋をも粉砕しうる凶器と化す。
人を遥かに凌駕する、吸血鬼の筋力により生み出されるスピード。
そして、それにより生み出される破壊力は相当なものだ。




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