とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)4
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263: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2015/09/07(月) 00:40:22.50 ID:bBfa6yub0

男は拳を握りしめ、フランドールを思いっきり殴りつける。
そして尻餅就いた彼女を、今度はそのまま勢いよく足蹴にし始めた。


彼の顔に浮かぶのは怒り、そして愉悦。
前者は仲間を傷つけられたことに対しての、後者はそれを行った者に報復できていることに対してのものだ。


仲間を傷つけられたことは、彼等の完全な自業自得である。
しかし、暴力をふるう彼にとっては自身に行いの善悪などどうでも良く、
『自分達に刃向かった』という事実のみが彼等の感情を扇動し、激高させる理由となっていた。



男2「オラァ! さっきまでの威勢はどうしたよ、オイ!?」

男3「ヒュウッ! 激しくやるね〜」

男2「自分の立場は徹底的に教え込まないとな。 どうだ、お前もやるか?」

男3「流石にリンチしたら死んじゃうでしょ」

男2「この程度じゃ死にゃしねーよ。 ま、骨の一本ぐらいは折れるかもしれねーけどな」ガシッ!

フラン「っ! ぅうっ!」




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