とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)4
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234: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2015/08/24(月) 00:11:48.78 ID:KRW/N0gR0

フラン「……」



レミリアが冷めたハンバーグを一人で食べている頃。
フランドールは自室のベッドに上に蹲り、身じろぎ一つせずにいた。


部屋に明かりは付いておらず、カーテンまでも閉めきっており、一寸先も見えない暗闇である。
更には、今夜は新月のために月明かりが入り込むこともない。
闇に眼を慣らしたとしても、辛うじて物の輪郭がわかる程度にしかならないだろう。
もっとも、顔を伏せてしまっている彼女にとってはあまり関係のないことなのかもしれない。


顔はほぼ全てが膝の下に隠れており、その全貌をうかがい知ることはできない。
また彼女は家に帰ってから着替えもせずにいるため、衣類はぼろぼろのままだ。
それを身に纏っている後ろ姿は、心なしか見た目以上に小さく見える。


どうして、彼女はこのような姿になってしまったのか。
その理由を知るには、彼女が家を飛び出したその後について詳しく読み解くしかないだろう。




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