21: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/04/27(月) 00:46:00.35 ID:4ztp0q/L0
レミリア「まだ終わってない。 貴方が死ぬ時刻は定まっていない。 私が見ていないから」
レミリア「だから、貴方に足掻く意志があるのなら、少しは延命できるかもしれないわよ?」
パチュリー「……」
レミリア「……聞こえてるのかしら?」
パチュリー「……止めを刺さないの? 私の頭を潰せばこの戦いは終わるのに」
パチュリー「私は貴方にとっての親の仇で、貴方たちの命を狙う人間。 遠慮する理由なんて無い筈……」
パチュリー「それなのに貴方は、こうして無駄話をしている。 それは何故?」
パチュリー「まだ私と殺し合いをしたいから? それとも……『私を殺すことに躊躇でもしているのかしら?』」
レミリア「……」グッ!
パチュリー「うっ……」
レミリアは無言のまま足に力を込め、より強く地面に頭を押しつけられたパチュリーが苦しそうに呻く。
レミリアの表情は真顔。その顔からは彼女の心情を量ることはできない。
いや、僅かにではあるが動揺と腹立ちのようなものが垣間見られた。
859Res/553.70 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20