203: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2015/07/27(月) 01:38:19.72 ID:rwjASv/Y0
レミリア「……結構です」
学校側『はい?』
レミリア「先ほどの質問については、お答えしなくて結構です」
学校側『し、しかし……』
レミリア「答えられないというのであれば、これ以上詮索はしません」
レミリア「貴方も組織に属する人間です。 しがらみで思うように動けないこともあるでしょうから」
学校側『……』
レミリアは電話越しの相手に労わり言葉を投げかける。
しかし実際の所、その言葉に相手を思いやるような感情は乗せられていなかった。
今の彼女の内にあるのは、学校に対する『不信』のみ。
『相手は自分達に何かを隠している』という、断定こそはできないが半ば確信めいた考えがあり、
そして彼らが隠しているであろう『何か』についても、彼女はある程度察知していた。
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