197: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2015/07/27(月) 01:31:42.10 ID:rwjASv/Y0
そこで電話口の人間は声のトーンを低くして言い淀む。
何故、学校側がなりふり構わず自分に連絡をしてきたのか。
その理由を、レミリアは今までの話の流れからある程度察することができた。
学校側の行動とフランドールの性格。それから導き出される答えは一つ。
レミリア「……妹がその案を拒絶した。 そういうことですか?」
学校側『! ……お察しの通りです』
レミリア「まったく、あの子ときたら……要件というのはあの子にその案を飲むよう、
私に説得して欲しいということですか」
学校側『そうです。 ある程度の猶予を与えるので、もう一度よく考えるようには言い渡したのですが、
このままだと返答の内容が変わるとは思えませんので』
学校側『フランドールさんのためでもありますから、おいそれと引き下がるわけにも参りませんし……』
学校側『出来るだけ早めに、良いお返事を頂きたいのです』
レミリア(なるほど……)
859Res/553.70 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20