とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)4
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187: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2015/07/21(火) 01:05:58.07 ID:lrL69xBH0

レミリア(それにしても、どう報告しようかしら? 期待されているのだし、
     『はい、無理でした』なんて簡単に済ませるのも私の威厳に関わるし……)



レミリアがフランドールを説得しようとしたのは、彼女の善意によるものだけでは無い。
そのもう一つの理由。それは、フランドールが通う学校から依頼されていたからだ。


その依頼がされたのは、フランドールが超能力を修得した知らせが来た時と同時。
つまり、学校で授業中に呼び出しされた時のこと。
勉学を途中で打ち切られて何事だろうと職員室に向かった先、
教師から手渡された電話越しにそのことを伝えられたのである。



レミリア「はぁ……まったく、面倒なことになったわね」



彼女は大分傾いた太陽を眺めながら、人目を憚らず大きな溜息をついた。




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