とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)4
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186: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2015/07/21(火) 01:05:08.82 ID:lrL69xBH0

レミリア「……はぁ、仕方ないわね」



開け放たれた玄関の扉を見やり、レミリアは呆れるように小さく溜め息をついた。
自身の言葉に対してフランドールが何かしら反発することは予想していたのだが、
話の展開が全く自分の思い描く通りになるとまでは思いもよらなかったのである。
少しくらいはこちらの話を聞いてくれるとは思ったのだが、わき目もふらず飛び出してしまうとは。



レミリア(ま、暫くすれば戻ってくるでしょ。 それよりも……)

レミリア(説得は失敗、か。 まぁ、元からあまり期待できなかったのだし……)



『それほどのことでもないわね』と、心の中で一人ごちる。
元々期待薄だったのだ。彼女がその事実に何かしらのショックを受けることはない。
強いて言うならば、心の中に残っているのは無駄骨を折らされたことに対する徒労感くらいだろうか。




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