とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)4
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163: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2015/07/13(月) 00:15:55.86 ID:Of7k0Iw+0

フラン(個人授業、か。 やだなぁ……)



道行く光景を見飽きた彼女は、視線を地に落としながら自身に降りかかった災難を嘆く。
その災難とは、今日の昼に起きた一つの事件――――それ程仰々しいものではないが――――のことである。
突然自分に宿った『超能力』。それを『制御する為に個別でカリキュラムを組む』と先生達に持ちかけられたのだ。


学園都市にやって来てから早5年。今になってようやく手に入れることができた力。
周囲の子供達が、低位であれど超能力を持っているという状況に歯噛みをしていた彼女にとって、
今回の知らせは内心飛び上がらんばかりに喜ばしいことであった。
その超能力のレベルが破格の『4』であることには、流石の彼女も現実感を覚えることができなかったが。


しかしその喜びもつかの間、『個人授業』の話をされたことで彼女の喜びは冷や水をかけられたかのように冷めてしまった。




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