191:ずいずい ◆9eWjFae4dI[saga]
2015/10/03(土) 22:25:56.60 ID:G0wWZCfOO
瑞鶴「そこは、今は瑞鶴しか居ないからだ、とか言ってくれる所じゃないの?」
提督「ああ、勿論言わない。私は事実を述べる迄だ」
瑞鶴「意地悪!」
提督「そうか、お前はみんなの前で吊るし上げられたいのか? お前の人には言えないような弱みやクセは全て知っているぞ」
瑞鶴「な、何で!!? 何で提督さんがそんな事を!!?」
提督「瑞鳳がな」
瑞鶴「瑞鳳……って、瑞鳳が何で!!?」
提督「相部屋だろう?」
瑞鶴「それはそうだけど、出逢ってまだ一ヶ月とちょっとだよ!!? そんな短期間にどうして!!」
提督「瑞鳳の観察眼を舐めない方がいい。私でさえも嘘を見抜かれる。怖い子だよ、瑞鳳は」
瑞鶴「提督さんの嘘って?」
提督「瑞鳳や陽炎を部屋に返した後、睡眠時間を削って書類仕事を進めた日の朝に対面して数秒でバレた。いつもよりも目が細くなっているって指摘されたよ」
瑞鶴「…………」
提督「何か私に言う事は?」
瑞鶴「提督さんに向かって暴言を吐いてしまってごめんなさい……」
提督「よかろう……さて、お喋りはここまでだ」
瑞鶴「え? あ!」
提督「中では元帥殿や大将、そして私と同階級の佐世保、舞鶴、呉、大湊の提督が待っている」
瑞鶴「うん、じゃなくて………はい!」
提督「基本的には教えた通りにしていればいい。もしも瑞鶴の発言を求められたらその時は発言をするんだ。大丈夫だと思うが、粗相の無い様に気を緩めるなよ」
瑞鶴「はい!」
提督「心の準備は?」
瑞鶴「大丈夫です」
提督「ああ」
コンコン コンコン
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