男「アイドルの巴マミと同じクラスなんだけど…」
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94:名無しNIPPER[saga]
2015/04/10(金) 20:23:31.45 ID:J2qlap/4o
男(そ、そんな事されたらアイスを散らかしたのも冷凍庫の扉を閉めるように指示したのも俺だという事がバレてしまう!)

男(ここはなんとかして食い止めないと……!)

男「ま……待ってください!」

男(俺は席を立とうとする店長を引き止めた!)

店長「……」

男「その……許してあげてもらえませんか!?」

店長「何を馬鹿な……」

男「お願いします! 乱暴なところもあるけど、いい奴なんです!」

男「殴られたりした事もあったけど、助けてもらった事だってあるし……!」

店長「……駄目だ。君にとってはいい奴でも、店に損害を与えた事に変わりはない」

男(店長が再び席を立とうと腰を浮かす。ま、まずい。このままでは……)

男「そ、そこをなんとか!! お願いします!!」ガバッ

男(俺はプライドを捨て、額を地面にこすりつけて店長に懇願した!)

店長「……やめなさい、みっともない真似は」

男「店長が俺の事を一度は許してくれたのは改心を信じての事だったんじゃないんですか!?」

男「だったら同じように、一度だけでいいです、許してあげてください!」

男「未来ある若者なんです! 俺からも言って聞かせます! もう二度と悪い事はさせません! だから……信じてやってください!」

男「お願いします! この通りです!!」グリグリ

店長「……」

店長「君の熱意は……痛いほどよく伝わった……」

男「! そ、それじゃあ!」

店長「だが……それでもやはり、謝罪は本人の口から聞かせてもらわなければ信用する事はできない……」

店長「私は古い商売人だ……大事な話は直接会ってしないと気が済まないのだよ……」

男「そ、そんな……!」


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