男「アイドルの巴マミと同じクラスなんだけど…」
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93:名無しNIPPER[saga]
2015/04/10(金) 20:05:15.77 ID:J2qlap/4o
男「すみません! 勘弁してください! なんでもしますから!」

店員「謝れば許されると思ってんのか!? 大体お前は以前に問題を起こした奴だろ、次に何かしたら学校に連絡するって約束だったよな!」

男「ち、違うんです! 俺じゃない、俺は悪くない!」

男(悪いのは先に逃げたDQN三人組だ! あいつらが逃げなかったら俺も逃げられたのに……!)

店員「ふざけるな! 言い逃れにしてももうちょっとマシな事を言え!」

店長「……どうしたのかね」

店員「あっ、店長! 見てください、こいつ、アイスを散らかして遊びやがって……!」

男「俺じゃない! これをやったのは本当に俺じゃないんだ!」

店長「……。まあ、とりあえずそこから出たまえ……冷凍庫の中にいたんじゃ風邪をひいてしまうよ……」ガラッ

男「あ、どうも。へへへ……」ノソノソ

店長「竹内君、アイスを片付けて……冷凍庫は故障中ということにして、中の物は販売中止にしておきなさい……」

店員「は、はい!」

店長「君は……私と一緒に表のフードコートに来なさい……」

男「あ、は、はい……」



男「ズズズ……ああうめえ。冷えた身体に染み渡るぜ。すみませんね、見逃してもらった上に熱いココアまでご馳走してもらって」

店長「見逃す……? ……何を言うんだ、君は」

男「え?」

店長「あのまま店内で騒がれたら他のお客様の注目の的だ……それにいくら君のような無法者とはいえ、あの場で子供相手に説教でもして風邪をひかれたら、店の評判に関わる……」

店長「学校への連絡は、するよ……それが君と私との約束だったはずだ……」

男「そ、そんな……!」

店長「……私はがっかりしているんだ……あの時の私は、未来ある若者に改心してほしくて、一度は店員への暴力行為を許したのに……」

男「ちょ、ちょっと待ってください! 俺は……俺は悪くないんです!」

店長「……この期に及んでまだ言い逃れする気かね」フゥ

男「違うんです! 店員さんが来る前に高校生の三人組が走っていくのを見ませんでしたか!? 俺は……あいつら無理やり閉じ込められたんです!!」

店長「……」

男「だから俺は悪くないんです! 俺はただの被害者です!」

店長「……」

店長「わかった……」

男「やったー!」

店長「では……まずは監視カメラを見て、その高校生達を特定するとしよう……」

男「えっ!?」


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