男「アイドルの巴マミと同じクラスなんだけど…」
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432:名無しNIPPER[saga]
2015/06/14(日) 19:56:16.82 ID:jkinblFFo
ちき「それだと決め手に欠けるのう。長期戦になると敵を逃がす事になるかもしれぬぞ」
小巻「私に後輩を囮にして安全に戦えっていうの? ふざけないで!」
男(俺には関係ないので鼻くそでもほじるか……)ホジホジ
小巻「この……分からず屋! 先輩の顔を立てようとか思わないの!?」
ちき「魔法少女としてはわらわの方が先輩じゃ! 小巻こそわらわの言う事を聞かぬか!」
ちき「わらわの扇でも受けて少し頭を冷やすがよい!」ビュンッ
小巻「こんなチャチな武器が私に通じると思ってんの!?」カンッ
ヒュンヒュンヒュンヒュン...
男「うおっ! 危ねえ!」サッ
ガッ
男「おいお前ら! 気をつけろ! ちょっと油断してたら当たってたぞ!」
ちき「ん? ああ、すまぬすまぬ」
小巻「気をつけるのは松平だけでしょ。私は自分の身を守っただけだし」
男「出たよ、女特有のあたし悪くないもんが……」
小巻「実際悪くないから」
男「はあ、もういい。とりあえず作戦は決まったのか?」
小巻「私が松平を守る。これは絶対譲らない」
ちき「頑固じゃのう……わらわは多少の攻撃は受けてもいいんじゃがのう」
小巻「本来なら関係ないはずの松平には怪我一つさせられない。これは私の意地の問題よ。これが飲めないのならもう松平には協力は頼まないから」
ちき「……」
ちき「ま、わらわは小巻のそういうところがたまらなく好きなんじゃがの」
小巻「な……あんた何言って……」
ちき「わかった。小巻の言うとおりにするとしよう」
小巻「最初からそう言っていればいいのよ! 後輩の癖に!」
ちき「ふふふ、そうじゃのう」
小巻「むかつくわね……」
ちき「小僧、これをそちに預けておく」
男(松平が剣道部の道具のような、カバンと袋に入った棒状の物を差し出してきた)
男「ん、これは……木刀か?」
ちき「いや、刀じゃ」
男「木の刀?」
ちき「刀といえば真剣に決まっておろう」
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