男「アイドルの巴マミと同じクラスなんだけど…」
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408:名無しNIPPER[saga]
2015/06/13(土) 22:17:46.80 ID:l/R0bvLIo
男「納得出来るやり方がひとつもなかったらどうするんだ?」

小巻「……なんとかするわよ。少なくとも大事な選択を他人にゆだねる事は絶対にしない」

男「答えが抽象的すぎるな。もしここに押さないと全人類が滅びるスイッチがあるがそれを押すと愛する仲間である俺が死んでしまうという究極の二択があったとしたらどうする?」

小巻「押すわよ」

男「なんだと? じゃあ俺も小巻ちゃんが死ぬスイッチがあったら押すからな?」

小巻「うるさいわね。ありもしない物でたられば話をしないでよ馬鹿馬鹿しい」

男「冗談だって。俺だったら仲間である小巻ちゃんを殺すスイッチなんて絶対押さないぜ!」

小巻「はいはい。そしたら全人類が滅びて私もあんたも死ぬわね」

ちき「あー、もうよい。別にわらわも答えねば協力しないだとかそういうつもりで言ったわけではない。ちょっとした自己紹介のつもりだったのじゃ」

ちき「小僧が自分の事をまともに話す気がないのはよくわかった。それもまたひとつの答えというところじゃな」

男「心外だな。まるで俺が話の通じない奴みたいだ」

小巻「実際そうでしょ……」

ちき「まあ、今はよい。それでは本題に入るとしようか。わらわの力を借りてまで成し遂げたい事とは一体何なのじゃ?」

男「それは……」

男(俺は松平に小巻ちゃんにしたのと同じ説明をした)



ちき「ふむ。敵は少なくとも三人以上、しかも喧嘩慣れしている。対してこっちは魔法少女同士での戦闘経験のない魔法少女が一人に一般人が一人か」

ちき「なるほど、それは味方が一人でも多く欲しくなるというものじゃ」

小巻「……で、どうするの? 言っとくけどそれなりに危険だし、無理にとは私からも言えないから」

ちき「違うな、小巻」

小巻「違うって何がよ」

ちき「それなりどころの話ではない。今のままじゃと小巻には既に死が約束されているようなものじゃ」

小巻「……」

ちき「小巻は魔法少女同士の争いを甘く見てはおらぬか? 銃を持って撃ち合うよりよほど危険なのじゃぞ」

ちき「負けた時どうなるか、想像がつかぬわけではあるまい。こっちに向こうの命まで取る気がなくても美国織莉子の二の舞じゃ」

小巻「……それは……」

ちき 「戦うというのなら手は貸すが。それでももう一度よく考えた方がいいんじゃないかのう」

男(……余計な事を言いやがって)

男「おい、小巻ちゃんはやるってもう決めてるんだよ。人に言われたからって今更変えるわけないだろ。自分がびびってるからって小巻ちゃんまで降ろそうとするな」

ちき「うるさいのう。わらわは小巻と話しておるのじゃ。黙っておれ」

小巻「……私は」


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