男「アイドルの巴マミと同じクラスなんだけど…」
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344:名無しNIPPER[saga]
2015/06/07(日) 18:19:23.87 ID:NsYwV0O1o
女の子「……」
おばさん「……スゥ、スゥ……」
男(俺は急に倒れたおばさんをショウさんと一緒に運び、女の子の案内する病室のベッドに寝かせてナースを呼んだ)
男(本来このおばさんは安静にしていなくてはいけないらしく、倒れたのも無理に起き上がって歩いたせいで、一先ず大事になる事はなかったようだ)
ショウ「嬢ちゃん、その、悪かったな。病み上がりだったんだって? 脅かしてしまってすまん」
女の子「いえ、わたしの病気はもう完治しているのです。急な治り方だったからお医者さんも戸惑っているだけで本当はもう退院出来るのです」
ショウ「そうか……えっと、なぎさちゃんだったか? 俺はショウっていうんだ」
なぎさ「はい。百江なぎさといいます。よろしくなのですショウさん」
ショウ「お母さんにはなるべくついていてあげるといいぞ。学校もあるし、ずっとは難しいだろうが……そうだ、父親は何してるんだ? 大事ないとは言っても一応連絡くらいは入れておいたほうがいいんじゃないか?」
なぎさ「……お父さんは、なぎさが小さい頃に家を出て行ってしまったのです」
友「ヒャハハハッ! 地雷踏んじまったなショウさん!!」
ショウ「うるせえええええええ!!」バキッ
友「ごああああっ!」バタッ
なぎさ「なぎさが病気だったから悪いのです……お父さんは病気の治らないなぎさが嫌になって出て行って、一人残されたお母さんは、なぎさの病院代をかせぐために無理をして……」
なぎさ「わたしの病気は治ったけど、今度はお母さんが身体を壊してしまったのです。これも全部なぎさが悪いのです……」
なぎさ「なぎさは……なぎさは、どうして他の子みたいに健康に産まれて来られなかったのでしょう……」
ショウ「……それは……」
男「↓2」
1.悪いのはなぎさちゃんじゃない
2.今度は君がお母さんを助ける番だ
3.もう親なんか見捨てて自分勝手に生きろよ
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