男「アイドルの巴マミと同じクラスなんだけど…」
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113:名無しNIPPER[saga]
2015/04/12(日) 15:04:14.99 ID:6uYLiuQwo
杏子「ん……」

杏子「ふぁ……もう朝か……」

杏子「なんか、体がだるい……。!?」

杏子「なんだよこれ! なんでアタシ、縛られて……!!」

男「おっ、お目覚めか? おはよう杏子ちゃん」

杏子「お前……! なんだよこれ、お前がやったのか!?」

男「状況的に見てそう考えるしかないだろ? そしてその通りだ。君のソウルジェムもここにある」

杏子「何考えてやがる! 早くこの縄ほどけよ!」

男「……駄目に決まってるだろ? 何のために苦労して君の目を盗んで君の飲むジュースに睡眠薬を入れたと思っている」

杏子「! 夕べ異様に眠かったのはそのせいか……!」

男「そういう事だな。まあ落ち着けよ、ジタバタしたって何にもならないから」

杏子「……何だ、何が目的だ!? おい、マジでやめろよ! ワルプルギスの夜が来るって言ってんだろ!

男「ああ、それなら……」シャーーッ

男(俺はカーテンを開いて外の景色を杏子ちゃんに見せた)

男「もう現れている。この暴風雨がワルプルギスの夜が現れた証なんだろう? 俺には見えないが……」

杏子「!! くそっ、早くこの縄をほどけよ、こんな事して遊んでる場合じゃないんだよ!」

男「……遊びだって? この俺の気持ちを遊びだって言うのか、杏子ちゃんは」

男「真面目だって何度も言っただろうが、何度も! ええ!? 俺はこんなに杏子ちゃんの事が好きなのに、杏子ちゃんのほうこそちゃんと答えを聞かせてくれなかったじゃないか!」

杏子「お、お前……状況がわかってんのか!? マジで狂ってやがるのかよ! アタシが行かないと、ほむら達が……!」

男「ああ、そうだろうな。ワルプルギスの夜は強大な魔女らしい。君抜きでワルプルギスの夜に勝つ事は不可能に近いと暁美さんも言っていたからな」

杏子「だったら早くアタシを解放しろ!」

男「だけど、そんな事は俺には関係ない。俺にとっては杏子ちゃんが全てなんだ。杏子ちゃんを危ない目に合わせるわけにはいかない」

杏子「……この、クズ野郎……!」


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