396:名無しNIPPER[sage]
2017/05/27(土) 15:06:50.81 ID:p0W/H8F3o
「あっ」
そうして彼女は目を開けた。
睨むでもなく怒るでもなく、薄目を開いた茜にプロデューサーが慌てて詫びる。
「わ、悪い。起こしちゃったか?」
すると少女は頷いて。
「うん、撫で方が雑。……もっと丁寧に撫でられるよう、特別に練習させてあげてもいーよ?」
男がしばし、押し黙る。
「……精進します」
「大変よろしい」
今度はゆったり丁寧に。なでなでされる茜ちゃんは、再びまどろみに戻るのだった。
なでなでころん、なでころん。
これでおしまいどっとはらい。
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