主任男「今月の目標は前線基地構築か、ツライな」
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327:1 ◆tsERP5rFx9iS[saga]
2016/01/04(月) 23:43:47.03 ID:8lhAcDfg0
ーー 支店二号館階段 1F→2F 主任男 ーー
上の踊り場から特技男が手招きをする。
どうやらこの先にも課題は無いようだ。
新人男が階段を上がるのを後ろから見守る。
振り向くと廊下の端の方に後輩女達が見える。
余りの何も無さに緊張が緩んでしまいそうなシチュエーションだ。
主任男「二階へ進行する。指示するまで一階の定置確認を頼む」
端末『後輩女:了解です。Bグループ散開、各自指示あるまで移動しないでね』
廊下の各分岐点に三人がそれぞれ着くのを確認して階段を上る。
目標は4階の管制ルームとその掌握だ。
労務システム、応接システムを抑え、支店内、支店社員を管理下に置く。
OAとツールさえ抑えられればこの彼我比でも業務完遂できるはず…。
直接進捗で支店社員を処理しても良いんだが、如何せん人数が多いのでツラい。
加えて、若しかしたら支店社員達は上司の背任をしらずに業務と思い従事している可能性もある。
損失防止を考えれば多少のリスクを背負ってもなるべく穏便にコトを済ませたい。
踊り場から上を警戒する特技男の背後を回り二階の壁へと背中を着ける。
周囲に課題は無……!!
主任男「二階廊下に社員3名確認、音に注意しろ」
……おかしい。どう見てもウチの社員なのに端末に反応が無い。端末も未装着だし…。
は?社員IDどころかバイタルシグナルさえ検知できてないぞ、どういうことだ?
???「 」ユラユラ
スチャ
ツールを構え、フラついている社員の頭部に狙いを定める。
主任男「サブモニター、光学拡大。3名マルチ表示」
主任男「特技男、新人男、上に上がれ。ここは俺が見ておく」
端末『特技男/新人男:了解』
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