主任男「今月の目標は前線基地構築か、ツライな」
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326:1 ◆tsERP5rFx9iS[saga]
2016/01/04(月) 23:42:48.35 ID:8lhAcDfg0
ーー 支店建物傍 通信男 ーー
教官の仕事振り、見事ですね。なんて美しい…。
通信男「ハッ、いかん。何を考えてるんだ」フルフル
後輩女「なにブツブツ言ってんの通信男?」
通信男「いえ、何でもありません」スチャ、クイッ
後輩女「これより別館傍まで進行します、Cグループ周辺警戒お願いします」
端末『教官/モブA:了解』
端末『後輩女:口頭連絡封鎖、無音通信に切り替え。さ、行くよ』
端末『新人女:了解っす』
通信男「了解です」
進入経路確認、周辺課題確認。共に問題無し。
営技さんの情報処理技能により班内各員の所在は把握できている。
主任男さん達は約20m先行中か…。
支援、後工程の僕らは距離を保ちつつ追随、と。
端末『主任男:こちら周囲に課題ゼロ。ちょっとおかしいなこの業務環境…』
端末『教官:あら、何もないなら越したことないじゃない。2課長さん達が良い仕事してるのよ』
楽観的に見ればそうとも言えるが…。
端末『主任男:まぁ悩んで消極的になり過ぎても仕方無いか。このまま二階へアプローチする』
端末『後輩女:了解、一階で待機します』
端末『後輩女:二人とも周囲警戒を厳に。ちょっとしたことも見落とさないでね』
端末『新人女:うっす』スチャ
通信男「承知しました、観測精度上げます」
窓の外が俄かにオレンジ色に染まってきた。
もうじき日も暮れる。
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