主任男「今月の目標は前線基地構築か、ツライな」
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11:1 ◆tsERP5rFx9iS[saga]
2014/12/28(日) 00:18:24.30 ID:gPhj3EDC0
ーー 連絡車内 後輩女 ーー
業務説明をする主任男さんも困りながら話している。
確かに上から降りてきたのがこんな内容だと私も答えに詰まるだろう…。
後輩女「新人男、寝てて大丈夫?ちゃんと聞いてた?」ジロッ
新人男「要するに何も決まって無いって話なんですよね?聞いても…」
主任男「ま、その通りだな」
後輩女「主任男さん、それじゃあ…」
主任男「だが、今は業務中だ。聞く、聞かないはお前の判断じゃない」
いまいちこの子は業務に対する熱意を感じない。
でも現場に出るとそれなりに働くのでキツく注意するにもできない…
沈黙の中、端末の表示が橋を越えたことを示す。
主任男「!」 後輩女「!」 モブA「!」
先輩男「総員!耐ショック体勢!!」
表示の端に見えた赤いマーカー、加えて対物進捗を報せるアラートが鳴る。
ズン、ズズン
スピーカー『本車両には被弾無し、前方1号車被弾。後輪破壊が認められる』
新人女「いたた…。何が起きたんですか?」
主任男「ボケッとしてんな、先方からの進捗だ。装備準備、進捗用意!」
先輩男「指示あるまで待機。いつでも出られるようにして」
連絡車への進捗を受けたのは初めてだ。
1号車のタイヤを破壊して進行を妨げるあたりに計画性を感じる。
と、言うことは…
通信男「東側斜面から先方社員複数接近。一体どこから…」
主任男「考えても分からないことは放っておけ、勝手に予測するな。現状を正確に把握しろ」
通信男「はい、分かりました」
主任男「うん、落ち着いてな」ニコッ
先輩男「1号車が道を塞いで連絡車はこれ以上進行できない。指示確認後、徒歩で出張所に向かう」
一同「」ガタッ
主任男「座れ、まだ離席の指示は出て無いぞ」
ズン、ズズン、グラッ
スピーカー『本車両も被弾!走行不能!』
新人女「だ、大丈夫なんでしょうか?」オロオロ
後輩女「落ち着いて、大丈夫よ。居住ユニットは携行装備くらい楽に耐えれるの」ニコッ
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