610: ◆S0mvz1PntgQY[saga]
2016/11/14(月) 01:43:29.98 ID:nSKR7Chn0
「いっぱい踊って、いっぱい歌って。楽しかったなー」
とっくに出番が終わっていた伊吹ちゃん。もう、シャワーも着替えも全部終わり、ケータリングから回収してきたコーラにストローを立てて、ぼんやりとモニターを眺めてる。
「まだだろ」
ついさっき、レッドバラードとしてのパフォーマンスで今日のお仕事が終わったアヤちゃんは、まだバッチリキメキメのままだ。
タオルを首にかけて、真剣な顔でモニターを見つめる。
「千奈美ちゃんが、いるからね」
そして、伊吹ちゃんと一緒に出番が終わった私は、というと。シャワーを浴びたりメイクを直したりという時間は惜しくて、汗の始末だけして、ライブTシャツに袖を通している。プリン美味しい。
「お疲れ様」
控室に来たのは、黒川さんと相川さん。私物だというアクセサリのいくつかを外しただけで、アヤちゃんと同じようにまだ臙脂色のドレス(レッドバラードの衣装だね)を着たまま。
659Res/367.25 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20