男「……いよいよメラが使える様になるとか末期だな俺は」
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78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/01(金) 02:36:52.03 ID:6RRHrXK/O

────────── ビュォ・・・ンッッ!!


男(まともに受けるな……!!)バッ…!

男(こいつは自分の力が最大の武器だ)

男(真っ向からぶつかれば、タックルですら致命傷を負いかねない……なら!)


俺の背丈はある剣を軽々と一閃させる剣撃に、対して瞬時に踏み込み……木槌の側面を真横から振られる刃に合わせて構えた。

たった、それだけだった。


──────── ガガッッ!!


さまよう鎧【ッ…!! シィィイイッ……!!!】ズザァッ!!


たったそれだけでさまようよろいは大木槌の側面を数センチ削り抉るだけで、俺と擦れ違いを起こしてしまう。

憎悪に染まった声を漏らしながら立ち止まる鎧のバイザーから、光の無い眼が俺を刺し貫く様に見てくる。

苛立ちと自身の鈍重さから来る屈辱が明らかにさまようよろいの冷静さを欠かせていた。


男(行ける……本当に、俺ならコイツを…)

男「さまようよろいにも、勝てる……ッ」


さまよう鎧【シィィイイッ!!!】ガシャッッ!!


男「来い!!」


男(……コイツの剣の軌道は、大振りの一撃ばかりだ)

男(素人の俺でも読める……きっと日本の居合いとかの達人に比べればずっと遅い!)

男(倒す……ここでコイツを殺してやる…!!)




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