男「……いよいよメラが使える様になるとか末期だな俺は」
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718:名無しNIPPER[sage-saga]
2016/03/23(水) 11:37:39.38 ID:boj4YWrco

恐らくは森林公園の中央、その上空に巨大な光の柱が突き立っていた。

或いは空に向かって伸びているのか。

俺と主任の目前で木々の隙間から見える異常な光景は、それまで見てきた魔法やモンスターによる異能現象とは違うことがそれだけで分かった。

チリチリと肌を撫でる、静電気の様な性質の風が吹く度に辺りを濃密な何かが漂っている事に気付く。

恐らくは……魔力か何かだ。


男(モンスターが次々と空へ浮き上がって……そのまま死んでるのか?)

男「主任……」

主任「行きましょう男さん」

男「!……エビルマージがいた、つまりあれの根元には俺達じゃどうにも出来ない奴等がいるかもしれない!」ガシッ

主任「っ、だから何ですか急に」

男「死ぬかも知れないんだぞ! なんでそんな簡単に行こうとしてるんだよアンタ!」

主任「落ち着いて下さい!!」バッ


俺の手を払い、主任の掌が眼前に翳された。

その手の向こうに見える眼には、少なからず籠った殺意が見えてしまう。

咄嗟に俺は飛び退いた。


男「……!!」

主任「…………」





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