男「……いよいよメラが使える様になるとか末期だな俺は」
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708:名無しNIPPER[saga]
2016/02/21(日) 09:49:48.42 ID:XB2t/Qi4O


< ドォォオンッッ……!!


男(……!)

男(大丈夫、大丈夫だ……今は他の事に意識を向けろ……!)

主任「男さん!」

男「任せろ!!」


そう遠くない場所から鳴り響く轟音に最悪の想像を駆り立てられてしまう。

だとしても止まるわけには行かない。

森林公園は近い、現に俺達はこれまでとは明らかに違うモンスターと戦っていた。


地獄の騎士C【ヌゥ、さっきの人間共とは違うな……ッ】シャキキィ

< ビュカカカッ!!

男「づッ……ァアアア!!」ギギギィンッ


六本の腕から繰り出される五月雨斬り、攻守完璧な単騎としての戦闘力は高い。

『じごくのきし』、俺の記憶の中では印象に無いモンスターだがその強さは計り知れない速度と強靭さを持っていた。

一人ならば決して勝てない。

だが二人ならば……!


主任「今です!」

男「……!」バッ


主任の声に合わせて跳躍し、後退する。

直後、じごくのきしの頭上に現れたサッカーボール大の結晶を起点に無数の氷の刃が辺りを貫き立った。




━━━━━━━ キィンッ!! バキバキバキバキィィッッッ!!! ━━━━━━━







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